使ってこそ所有者だと感じた Birth Year ZIPPO
誕生年に製造されたZippoをこの度購入いたしまして、198X年代のものというとビンテージというには早く、かといって未使用は安くないという微妙な経年数。
個体としてはやや傷があるけれどインサイドユニットとケースのユニットは同年で、ヒンジの締まりも◎、外観からは製造後30年近く経過している個体だとは、どだい見抜かれることはないでしょう。
で、最初は迷ったんですね、このまま眺める対象にするか、使っていくか。
結局、使う方を選び、正解だと思っています。
機能を維持できる年数という点で絶大な信頼があるZippoというのもあって使用に踏み切ったわけですが、使ってあげることでようやく「自分の所有物」になった気がします。
自分の中では、所蔵 = 自分の管理する不可触の保存物
所有 = 自分の手元に置き、運用する物
前オーナーさんが維持してきた状態から、確実に使用感が増すわけで、傷や弛みが出てくるのは避けられないでしょうが、そうなってこそ自分の物という実感が湧きます。
自分と同じ時を過ごし始めるとでもいいましょうか。
古いZippoを保管している同好の皆さん、たまにでもいいので使ってあげましょう。
It Works ! してあげましょう!