オイル式カイロは古いが役に立つ
ここ数年、比較的暖冬と言われていますが、前提として、冬は寒い、3月4月だってやっぱ寒い時は寒い。
もみもみして暖める使い捨てカイロもいいですが、去年から使っているオイル式カイロは、使う過程と使い込んでいくことで愛着が湧いてきていい感じ。
使っているのはハクキンカイロ。
戦時中にはすでに存在していて、今も続いている超ロングラン商品。
写真右が付属の巾着、真ん中がハクキンカイロ本体。
左のZIPPOは使い始めの過熱に使う。マッチでもいいし、100円ライターでもOK。
使用中のハクキンカイロの蓋を外した様子。
赤々としているのは炎ではなく、プラチナ(白金)と燃料(ベンジン)の触媒反応によって生じているもの。
この触媒反応で生じる熱が、カイロとして機能します。
かじかんだ手を暖めたり、腰やお腹に当てて暖めたりと、使用中は使い捨てカイロと変わらない。
でもこれは、冷えてしまってもオイルをまた入れてあげて、触媒反応に必要な熱をライターで与えてやれば、また使える。
ベンジンは可燃性液体ですから用法用量を守って正しく使いましょう!
保管の仕方も確認しましょう!
使い込んで傷だらけのZIPPO同様に、これも使用感と愛着は比例関係にあるみたい。
ああ、自分はこういうのに弱いんだなぁと再認識。
デニムしかり、革製品しかり。
精密機器や車はいつまでも新品同様でいてほしいけどね。